肝硬変の検査方法
肝硬変の検査とはどのようなものなのか分からない人は多いと思います。
肝硬変は、肝炎が慢性化している状態にあります。
ですので、肝硬変になっていないかどうかは、
その段階から検査を行う必要があります。
1 血液検査、GOT,GPT値を検査します。
これにより肝細胞がどの程度、破壊されているかが分かります。
2 ICG値を検査します。
これにより、肝臓の解毒機能が正常かどうかが分かります。
3 ビリルビン値を検査します。
これが高いと、肝機能が低下しています。
4 アルブミン値を検査します。
これにより、肝臓のたんぱく質合成の働き具合が分かります。
5 画像検査を行います。
超音波検査では、体の外から超音波を当てます。
その反射を用いることで、体の中を画像化できます。
6 エックス線CT検査を行います。
コンピューター断層撮影検査とも呼ばれます。
これにより、体の横断面を画像化でき、スムーズに検査が可能となります。
7 肝生検を行います。
針で、肝臓の組織を取り出し、
顕微鏡で検査を行います。これを行うには入院が必要となります。
この検査では、よりはっきりとした診断ができます。
肝硬変になっているかどうかがわかる重要な検査です。
肝臓の機能は、少しずつ低下するため、肝硬変になっても
気付けない場合があるそうです。ですので、定期的な検査をお勧めします。
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