肝硬変の初期症状
肝硬変の初期症状は、殆ど何もないと言われています。
これが肝臓は沈黙の臓器と言われる由縁です。
肝硬変の初期症状は、代償期段階とも言われます。
肝臓は高い再生能力を持っています。
能力が限界まで衰えるまでは、症状は出ないことが一般的だそうです。
肝硬変の初期段階では、肝硬変だと気付かないまま、
何の対処も行わない事が多いと言います。
また肝硬変の初期症状から肝硬変と診断する事は
困難な事だと言います。
肝硬変の症状は、初期においてはほぼ無いとされていますが、
微かに以下のような症状が出ます。
- @食欲の低下。吐き気などもある場合があります。
- A体重が減る。消化と吸収機能にトラブルが起きる事で体重が減るとされます。
- B倦怠感や疲労感の表れ。最初の軽い疲れから、重い疲れへと発展します。
- C顔のくすみが酷い。顔や手足などが黒ずんでいきます。
肝臓の機能が悪くなり、メラニンが増えている状態にあります。
他にも下痢や腹痛がある、お腹が張っている。
歯茎や鼻からの出血がある。内出血があるなども症状の一つです。
肝硬変を初期の段階で、見つけることは難しいですが、
それが出来れば、後に起こる様々な合併症も防ぐ事が出来ます。
黄疸や腹水などの症状が出ると末期であり、治療は困難となります。
肝硬変は、少しずつ症状が進行していく病気です。
気付いた時にはもう手遅れと言うことがあります。
そうならない為にも早期発見が何よりも大切なのです。
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