肝硬変の末期症状
肝硬変の末期症状は、代償性、非代償性の二つに分かれます。
肝臓の機能に異常はなく、症状もはっきり現れていないものは代償性となり、
自覚症状があるものを非代償性となります。
代償性は、ほぼ半数が早期による発見ですが、
自覚症状が出ないため、ほぼ半数は非代償性まで進んでしまいます。
末期になると、眼球の白目に黄疸が現れます。
皮膚にも黄疸の症状が現れてきます。
腹水もたまっていきますので、腹水を抜く事が必要になります。
肝硬変が進行すると、肝性脳症が引き起こされやすくなります。
意識障害により、物忘れが多くなります。
そして、昏睡症状も出てきます。
しかし、眠っている状態になるのではなく、
意識のある状態の昏睡です。
興奮状態に陥り、財布などを捨てるなどの異常行動が多くなります。
吐血を起こしたりすることも多くなります。
肝硬変の治療においては、現在では、
確実な治療法がないと言うのが現状です。
末期になると、有効となる対策もほぼ無くなってしまうでしょう。
まさに残された期間はわずかとして、余命宣告を受ける事も
多くなる恐い病気です。
肝硬変末期になると、致命的とも言えます。
しかし、末期であっても漢方治療により、
手足のむくみや腹水などの症状が落ち着くことがあります。
肝臓の働きが高まることもあると言います。
諦めは、気力も体力も奪っていきます。
病は気からを忘れずにしましょう。
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