肝硬変のち療法
肝硬変の原因がB型肝炎ウイルスの場合は、抗ウイルス薬を内服します。
これにより、肝機能が改善すると言います。
原因がC型肝炎ウイルスの場合は、抗ウイルス薬注射を行います。
しかし、肝硬変になってしまうと、治療は困難と言えます。
肝硬変を治療する薬はないのが現状です。
肝臓を健康な状態に戻るということは厳しいと言えます。
早期発見・早期治療が何よりも重要になります。
肝硬変になっても、症状の出ない時期があります。
この症状の出ない時期には、栄養療法で治療を行います。
肝臓を悪くしますと、体に必要な栄養素、
たんぱく質を作ったり溜め込んだりすることが出来にくくなります。
体は次第に栄養が十分に摂れないことで、悪化して、病気になっていきます。
このことから、体に栄養を維持する事が大切になります。
栄養素をバランスよく補い、鉄分、そして、お酒の摂取を控えます。
肝硬変の症状が現れ出すと、進行してしまっているという事なので、
その際は、たんぱく質を控えます。
浮腫れ、腹水などが出たら、塩分も控えます。
水分を控えなければならなくなる場合も有ります。
食物繊維を摂取して、便秘にならない事も大切となります。
夜中などは、空腹が長く続く事で、栄養を維持できなくなる事から、
寝る前には、軽い夜食を摂る必要があります。
筋肉を維持するためにも適度に運動も必要になります。
肝臓がんにならない為にも日常生活の見直しも大切となるでしょう。
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