肝硬変の食事療法
肝硬変になった場合、食事療法を行います。
肝硬変の患者の多くは、消化機能が低下しています。
栄養を十分に摂取出来るような毎日の献立を考える必要があります。
しかし、高カロリーな食事を多く摂取してもよくありません。
バランスが重要です。糖分、たんぱく質、低脂肪のものをバランス
よく摂取することです。
筋肉を維持する為にも食事療法は大切です。
食事療法で注意する点がいくつかあります。
@熱い食べ物は控える事。
出血する恐れがあります。
A一度にたくさんの量を食べない事。
肝硬変の方は、消化機能が衰えています。
一回の食事量は、少なめが良いです。足りないと感じたら、食事の回を増やすと良いでしょう。
Bたんぱく質を制限摂取すること。
一度に多くのたんぱく質を摂取することは控えてください。
何回かに分けて、摂取するのが良いです。たんぱく質を多く含む食材は、大豆製品や乳製品です。
他にもお魚などにも含まれています。
C口にしてはいけないものは、口にしない事。
硬いもの。お酒。
甘い物(特に脂肪肝から肝硬変になった患者)。
ブリン体の多い食べ物。揚げ物、漬物、添加物の入った食べ物。これらはできるだけ食べないで下さい。
D野菜をたくさん食べる事。
野菜には食物繊維が豊富に含まれています。体の中にある毒素を排出してくれます。
E腹水、浮腫みが現れたら、塩分を控える事。
一日2gまでに抑えます。
これらのことに気をつけて食事療法を毎日しっかりと行えば、
症状を遅らせたり、改善されたりする事が可能となるでしょう。
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